~大手調剤薬局チェーンがボクに教えてくれたこと~
今、薬学部生の皆さんの中で大手調剤薬局チェーンを第一志望にしている方。また転職活動で次の転職先を大手調剤薬局チェーンを考えている方。
あるいは、将来独立して調剤薬局を立ち上げてやろう!その修行の一環として大手調剤薬局チェーンへの転職を考えている方などいらっしゃると思います。
今回のコラムは以前のコラム「調剤薬局で一生働くつもりなら道は2つ」の中で紹介した薬剤師の進むべきキャリアのひとつ「大手調剤薬局チェーン」をテーマに取り上げました。
私自身、これまでに上場している大手調剤チェーン3社にお世話になったことがあります。同じ上場している会社でも規模によって社内カルチャーは全く異なります。その中で最も厳しく、会社組織がしっかりしていた某N社での経験を元に「大手調剤薬局チェーンで学べること」を考察してみます。
最初に結論を書きますが、私自身は新卒の方で調剤薬局を就職先にする場合は、大手それもN社のように日本屈指の調剤チェーンに就職することに賛成です。
さらに細かい話をしますと、もし大手調剤チェーンで一生勤めるつもりなら、最大手の少し後ろを走ってる会社。つまり大きな病院の門前薬局をメインのチェーンにしているが、少し小ぶりなところをオススメします。 (今すごく大事なこと書きましたよ。学校で言うなら、先生が黒板に何か書いて「はい、ここテストに出ま~す!」と言うくらいの大事さです)
これはしっかりした会社だが、まだ少し温情的な社風を残しているところという意味です。大手に勤めるデメリットを読んでいただければわかりますが、非常に重要な点です。
私は相当数、色んな会社で薬剤師を見てきましたが、最もレベルが高かったのはN社ですね。すべての勤務薬剤師のレベルが一定していて、中規模チェーンクラスや地方のチェーン薬局なら間違いなく管理薬剤師レベルです。
またN社で管理薬剤師が勤まった方は、下位レベルの調剤薬局チェーンならマネージャーは十分勤まると確信しています。
それでは私が感じた大手調剤チェーンで勤めることのメリットを簡潔に。
1、社会人としても基本的なマナーや厳しさを学べる。上下関係も厳しく自己規律を身につけられる。
2、教育システムが充実しており、会社に在籍しているだけである程度知 識面を充実させることができる。
3、ITスキルを学べる(というか、使えないと仕事にならない)
4、数値管理が厳しく自然と数字に強くなる。
5、保険課などレセプト専門の部署があり、しっかりしたレセプトの知識が身につく。
6、社内監査、社外監査がしっかりしているので、本当の意味で薬局を運営する際、何をどこまで管理しておかなければならないかが明確に理解できる。
7、将来にわたるキャリアパスが用意されている
もちろんデメリットもあります。
こちらも簡潔に。
1、あまりに厳しく理不尽なことが多いため、メンタル的に病んでいく人が多い。離職率も高い。
2、あまりに営利を追求する姿勢が強く、社員であることと薬剤師であることの板ばさみになってしまう。
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