1、処方せんを出してくれるドクター
⇒当たり前ですが、面分業と言いながら、日本の医薬分業は完全に門前分業です。このドクター探しが最も難しいです。
今から20年くらい前に分業が加速し始めた頃には、分業してくれるドクターを探すのは簡単で、選り取りみどりの取りホーダイの状態がありました。1軒開業医を押さえれば、その地域の開業医を根こそぎ囲い込むことも可能だったんです。
今では個人が絶対手を出せないような大規模な個人病院もあっさり地元のパパママ薬局がかっさらっていける状態でした。
今、地方でそこそこの規模のチェーン薬局はだいたい20年~25年前に薬局をスタートしています。調剤薬局の黄金期でした。
2、その医院の横に土地(テナント)があるか?
⇒これも最近では難しくなりました。
楽に薬局を出せる場所があるところは、ほぼ取りつくされてしまいました。 都合よく、医院の横にテナントが空いているとか、道を挟んだ向かいにテナントが空いてるという状況はまずありませんね。
実は大阪は都会ですが、意外といい案件が残っています。とくに南部の方がいいですね。私もすごい患者さんが来てるのに院外処方せんを出していない医院さんを何軒も知っています。でも薬局を出す場所がないんですよ。 入居している他業種のテナントだったりするとお金で解決できたりするんですが・・・・。
民家ですと皆さんでは手を出すのは不可能でしょうね。
関東から進出して来た大手は、金に物を言わせて医院や病院に隣接する民家を地上げして進出してます。今、大阪は草刈場になっています。
3、資金繰り
⇒これ、おもしろいんですがすでに薬局経営していて、信用がある会社(薬局)は新規に薬局をつくるときほとんどお金要らないんですよ。
今、銀行はお金貸したくてしょうがないんですが、貸せる相手がいないんですよ。その中で調剤薬局は絶好の借り手なんです。
薬局を開設するのに必要な資金と初年度の人件費もまとめてフルローンで出ますよ。返済期間5~7年。変動金利で1%台後半~2%ちょいくらいで。
私もあまりに融資させて欲しいと営業されるので最近は銀行に顔出さないようにしています。(笑)
ところが初めて薬局作る皆さんは違うんです。
担保やしっかりした連帯保証人がいないと資金調達難しいですよ。
意見は分かれるところですが、何とかして1000万自己資金用意してください。そしたら金融機関もお金貸してくれます。
逆に節約して種銭1000万円くらい用意できないような経済観念のなさでは信用も築けないと思います。
お金がある人には銀行はお金を貸して、お金ない人には銀行はお金を貸さないという笑えない話でした。
4、薬剤師の確保
まあ、これは自分が薬剤師なら最初は問題ないでしょう。
これすごく有利なんですよ。奥さんが薬剤師ならさらに色々とバリエーションも広がります。
そして、1~4のすべてを揃えないと調剤薬局はできません。
この4つのキーファクターを頭にいれていてください。
皆さんは薬剤師ですので、とりあえず1~3でOKです。
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