~薬剤師が独立して調剤薬局を作るために大切なこと~
具体的な手法をお話する前に一番大切な心構えについてお話します。
調剤薬局をつくるということの「どうやって(how to)」の部分はいくらでも教えてあげられます。
実際、今まで何人もの友人、後輩や年上の薬剤師の方から「藤原さん、散々プラプラしてたのに今は薬局オーナー?いいな~。どうやって調剤薬局をつくったらいいの?自分も独立したいから今度教えてよ~」と聞かれました。
もちろん、毎回親切丁寧に教えてましたよ。
でも不思議なことにみんな行動しないんですよ。
多分20人くらいには説明したと思いますね。
ところで、私は結構気が早い方で薬局ビジネスが軌道に乗ったら、自分の後継者(雇われ社長)を誰にするかずっと考えてました。自分が薬局を作る前からね(笑)。
で、地方を転々としてた時、ある薬局でMR上りの薬剤師に出会いました。「言葉遣い、礼儀作法、仕事への姿勢、バランスの取れた性格」すべて合格点でした。
私は「よし!彼を後継者にしよう!」と心に決めました。 彼にもその旨伝えました。きっと彼は「この人、自分の薬局もないのに頭おかしいんじゃないか!?」と思ったかもしれません。(笑)
話は戻ります。
私に独立の相談を持ちかけた人の中で、実際にアドバイス通りに行動した薬剤師がたった一人だけいたんですよ。
それは「その彼」だったのです。
そして彼はこの秋、めでたく調剤薬局を開業します。 ⇒ 祝!! 無事開業しました!!ものすごい流行ってるみたいですよ~。
うれしかったですね。うちの会社の社長候補はいなくなりましたが・・・。
後の方たちは、相変わらず飲み会や食事会で会えば会社の愚痴たらしながら、「藤原さん、また開業のエエ話あったら紹介してくださいね~」と浮かない顔です。
駄目だこりゃ~。
今はもう誰かの開業相談に乗ることはやめました。
「どうやって?」はそれほど重要ではありません。
もっと大事なことは「なぜ、調剤薬局を開業するのか?」の「なぜ?」と「最初の一歩を踏み出し、さらに次の一歩を踏み出す勇気です」
「なぜ?」・・・・
「もっとお金を稼ぎたい!」「このままじゃ将来不安でしょうがない」「会社の経費で飲み食いしたい!」 「頭の悪い上司の言うことを聞くの嫌だ!」 「女の子にもてたい!」 「社長になりたい!」 「ベンツに乗りたい」
なんでもいいと思います。
ちなみに私の場合は色んな会社にお世話になってみて、
「どこも非合理的な仕事が多いな~。自分だったらもっとうまく会社を運営できるのに・・・」とか
上司に仕事の指示されて
「コイツ頭悪いな~。こうやった方がもっと効率的なのに・・・」とか
文句ばっかりで仕事しない薬剤師を見て
「なんで会社はコイツを首にしないのかな~?オレだったら即クビにするけどな~」
な~んて思っちゃったりするわけです。(天狗ですいません)
だったら自分で一丁やったるかっ!!となったわけです。
まあ、もっと稼ぎたかったですしね。
この一丁やったるか!が大事なんです。
普通はグチグチ文句言って終わってしまう方がほとんでしょうね。
会社勤めしていたときに、薬剤師の方の愚痴があまりにひどいので、内心「そんなに文句あるなら、会社辞めて、自分で薬局つくればいいのに・・・」とずっと思ってました。
でも文句多い人に限って、絶対会社辞めないんですけどね。(苦笑)
話それますが、私、最近Yahoo知恵袋で薬剤師の転職相談にちょこちょこ回答を出しています。(←最近、やたら自作自演の質問と回答が多く、まじめに回答するのがアホらしくなって辞めました。またその煽りで自分の回答まで削除されてるみたいです)
で、どこかの会社に勤めている薬剤師の方みたいなんですが、やたら上から目線で「薬剤師はもうこれからだめだ!」。「薬剤師なんか価値がない」みたいな趣旨の回答を寄せています。その方達の回答をチェックしたら全部同じ論調なんですよ。質問した方もそんな回答みたら、テンション下がりますよね。
きっと会社でもマイナスオーラ全開で愚痴たらしながら、それでも絶対会社辞めないタイプの薬剤師なんでしょうね。
話それちゃいましたね。すいません。
皆さんは卑しくも独立希望の紳士・淑女の方達ですから、状況判断は冷静にしなければなりませんが、使う言葉はポジティブにして、他人には優しさと親切な気持ちで接してあげてください。
独立開業を志す薬剤師の方はまず「行動」してください。そして自分なりの「なぜ?」を持ってください。
そうすれば必ず、調剤薬局を開業できます!(たぶん)
行動の第一歩ですが、いつでも動ける自由な体になってください。
つまり、完全に無職でなくてもいいので、アルバイトやパート。短期契約の状態が好ましいですね。
人間、「背水の陣」で挑まないと本気になれないと思います。
恵まれた環境ではどうしても甘えが出ます。
また、いいお話は「あっ!」という間にやって来て、「えっ!」という間に去っていきます。そのときに会社勤めだと、すぐに「その話乗ります!!」という具合にはいきません。
私自身の場合も急に話が来て、1週間後に開業が決まりました。
もちろん、バイトで食いつないでましたよ。だから、すぐに動くことができました。
おすすめの転職サイトで登録するときにその旨を内緒にして転職活動してもいいですが、私はコーディネーターに「私、独立したいので正社員でなく、アルバイトでよろしくお願いします。」とはっきり伝えました。
皆さんは薬剤師ですので、やる気が励起した「フリーラジカル」な状態でいてください。
ひょっとしたら数年間浪人生活が続くかもしれません。
最悪、開業に至らないケースもあるかもしれません。
そんなことウジウジ考えてるなら、やめた方がいいです。
独立すると決めたなら、退路を断つ。勇気がないならきっぱりあきらめる。中途半端はいけません。
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