全国の職種別・地域別の薬剤師年収を藤原ナオヤがリサーチしています。自分の転職の際の年収相場や条件相場をチェックしたい方はコラム「薬剤師求人募集」をご覧下さい。同じ県内でも年収相場が大きく異なることがあります。実際に調査しないとわからないことがたくさんありますね。
全国の統計的なまとめは下記を参考にして下さい。
薬剤師は選択する職種、年齢、勤続年数によって、年収は大きく変わります。
厚生労働省の平成20年度の最新調査によれば薬剤師という大きな母集団の平均の姿は下記のようになります。
| 平均年齢 | 平均勤続年数 | 月収とボーナスを合わせた平均年収 |
| 40.9歳 | 7.6年 | 595万3千円 |
あまりにも漠然としていますね。
そこで厚生労働省の最新のデータを基に、私が見やすいように勤続年数による年収の推移をグラフにしてみました。

まずは全体的に見ると薬剤師の年収は右肩上がりですね。つまり年功序列型と言えます。やはり男女平等な専門職の薬剤師でも男性の方が年収が高めですね。勤続年数で15年以上というと年齢にしておおよそ40歳くらい。そして年収は650万円程度で頭打ちであると読み取れます。それでは会社の規模によってどのように勤続年数による年収の変化が出るかを見ていきましょう。まずは従業員数が1000人以上の企業。かなり大きな企業と言えます。

従業員数1000人を超える企業では全体の指標と比べて勤続15年未満までの年収の伸びがあまりありません。勤続15年以上で一気に年収が伸びることがわかります。また勤続年数15年未満では男女の年収差があまり見られないのが特徴です。さてそれではもう少し小さな企業を見てみましょう。
従業員数100人から999人の会社です。

従業員数が100名から999名の企業では勤続年数10年目で一気に年収があがることがわかります。また勤続15年以上の社員の年収は600万円程度で頭打ちになるのが特徴です。男女の賃金差は年収が伸びるまでは男女あまり差がなく、年収が一気に伸びるときに大きな差が生まれています。これは従業員数1000名以上の会社と同じ傾向です。
それではさらに小さい規模の会社、従業員数10人~99人の会社です。

グラフ4から従業員数が10人~90人の会社では勤続年数5年目で一気に年収が上昇しています。その後頭打ちとなり勤続年数15年目以上でさらに700万円以上に伸びていることがわかります。
女性薬剤師の年収は勤続年数に関わらず男性薬剤師より低いことがわかります。
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