一番の問題はマイナーな学会で、開催日時が限られていることですね。
希望者でも受講できた医師は多くはないと思います。
もちろん、学会会員優先なので耳鼻科医、小児科医、アレルギー科医がほとんどでしょうね。
で、あまり表面には出てませんが、治療中のアレルギーショックに対応できる大きな病院との提携関係も結んでおかないといけないみたいですね。結構ハードル高いです。
まあ、確かに体に抗原を入れるわけですから思わぬショック症状を引き起こす例もあるかもしれませんね。
加えて、患者側の心理からすると、抗アレルギー剤やステロイド剤、点鼻ステロイド、レーザー治療みたいに急速に効果を感じるわけでもなく、
最低でも2年間は通わないと効果がでないのでは、患者のモチベーションもダダ下がりで結局最後まで治療を続けられない方が続出するのではないかと思います。
しかも最初の1年間は2週間に1回の通院が必要とのこと。
花粉症の季節は「よし!減感作療法療法で花粉症完治だ!!」と決意しても、「喉もと過ぎれば、熱さ忘れる」で最後まで治療を継続できる人は全体の何パーセントいるんでしょうか・・。
結局、完治できなければ、それまで保険で負担した分がすべて「水の泡」と化します。
花粉症で原因で起こる経済損失が莫大であることは容易に理解できますが、最後まで完治させられる治療でないと全くもって意味がないと思いますね。
対症療法ではないので、すぐに症状が軽くなることもないですし・・。
先日、日本の財政の状態をブログ記事にしたときに、サービスを受ける側は「あれも、これも必要」と積みあがったのが今の財政赤字なので、また無駄が増えるんじゃないかと心配です。
最後まで治療を継続できる仕組み作りが、この治療の最も「キモ」になる部分だと思います。
患者さんにもお試し気分で治療を受けられないように、いったん自費診療にして「少なくとも2年間治療を継続できたら、保険分を返還しますね~」的な仕組みを作った方がいいかもですね。
でも、それじゃあ経済的に治療を受けられない人が出てくるので倫理的に問題がありますかね。
困ったものです。