介護サービスを提供した事業者に支払われる「介護報酬」について、政府は11日、2.27%引き下げることを決定しました。
介護や医療を問わず、デモグラフィーから見ると老人が増え、働き手が減りますのでこの手のニュースはこれからも増えていくと思います。結局、きれいごとは言ってられない切羽詰った状況まで来てるということです。
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自分の業界以外のことは、どうしても疎くなるので気づかないニュースもあるかもしれませんが、大きな流れとしては税金などの徴収されるものが増えて、給付されるお金やサービスは低下し、労働集約型の仕事のお給料は下がり、抜け道的なものはすべて塞がれていくと思って間違いないと思います。
今の日本の財政を一家の年収に例えると、年収450万円に対して、支出が950万円。
このうち社会保障費、つまり年金、医療費や介護費が300万円くらい。借金の利払いが100万円で新たに銀行(子どもや孫たち)から400万円借金してしまった状態です。
う~ん、どう考えても社会保障費に収入の65%は使いすぎですね。
ユーザー、つまり年金受給者、医療や介護を利用する人間からすると、「あれも必要、これも必要」と必要なものを積み上げた結果が300万円
という数字なのですが、ユーザー側の希望をそのまま聞き入れると、もうにっちもさっちもいかないな~というのが僕の見解です。
で、この状況は年を追うごとにひどくなっていきます。
年寄りが増えて、若者(納税者)が減るからです。
じゃあ、どうすればいいか?
年収に応じた支出に一気に是正するか?社会保障費でいうと150万円くらいにしてしまうか?
年金で言うと毎月の支給額を半額にして、医療費や介護費で言うと、赤ちゃんから老人まで窓口負担を一律6割負担にする。
それくらいしないと「分相応」な支出にはなりませんね。
しかし、実際はそれは実現不可能です。
今の日本の財政状態を病気だとすると大量の鎮痛剤(借金)をいれて、誤魔化してる状態です。
もし、痛み止めを全部止めたら痛みでショック死してしまうでしょう。
でも明日からでも鎮痛剤はどれだけ痛くてもショック死するギリギリのところまで減らしていかないといけない。
で、今、社会保障費のお話をしたんですが、財政全体を見てみましょうか?
色々調べてみたんですが、国家予算を家計に例えると完全におかしな支出があるんですよ。
まあ、もちろん社会保障費も使いすぎですが・・・。
何だと思います?国会議員の数が多いことだと思いますか?
僕が調査したところでは、ざっと国会議員のお給料や歳費は衆・参併せて697人で420億円くらいです。
一家の家計で言うと年間4200円です。国会議員が多すぎると思えば半分に定数削減してもいいですが、節約できるのは2000円くらい。
まあ、誤差の内ですね。
実は260万円(26.3兆円)という信じられない支出があります。
公務員の人件費です。
年収450万円の家計で奥さんに260万円も払いますか?
日本の公務員給与は世界でも突出して高いデータを示しますね。
2011年のデータなのですが、
1位 日本 898万円
2位 アメリカ 357万円
3位 イギリス 256万円
4位 カナダ 238万円
5位 イタリア 217万円
6位 フランス 198万円
7位 ドイツ 194万円
まあ国民の平均給与との比較も必要かと思うので対比してみました。
()内は国民平均給与です。
1位 日本 898万円(412万円)
2位 アメリカ 357万円(325万円)
3位 イギリス 256万円(240万円)
4位 カナダ 238万円(252万円)
5位 イタリア 217万円(200万円)
6位 フランス 198万円(180万円)
7位 ドイツ 194万円(205万円)
だいたい国民平均給与とほぼ同じくらいが世界標準です。
公務員さん、国民平均給与の2倍ももらってどうするよ?
どう考えてもボリ過ぎだろ?
しかも、公務員自体が多すぎ。
つまりここに少なくとも130万円(13兆円)の無駄があるわけです。完全に異常な世界です。
同時に公務員の「数」も世界標準にすれば、おそらく半分以下に出来るはずです。つまり金額で言うと今の4分の1くらいにはできるはずなんです。
社会保障費もショック死しない程度には、毎年減らしていかないといけませんがこの公務員給与(含む共済年金)に関しては、毎年20%ずつ削減して数年で世界標準にしないといけないと思います。
公務員とは公僕です。公に仕える人間が逆に公に巣食っているのが今の日本ですね。
今の日本には分不相応な支出がたくさんありますが、公務員給与に関しては本当に犯罪的ですね。
話は大きく逸れちゃいましたが、いずれにせよこの国には無駄が多いというか、経済観念が足りないというか、厚顔無恥な人が多いというか・・・・・。
僕の感覚では(皆さんもきっとそうだと思うのですが)、年収が450万円なら、最初に50万円は天引きで貯金して、支出はどんなに苦しくても年400万円に抑えて暮らします。
途中でお金がなくなってきたら、ふりかけをご飯のおかずにするし、年収が増えるように必死で働きます。
貯金は病気の時とか以外は絶対に取り崩さないでしょう。
しかも年収をはるかに超える借金1億円(1000兆円)があるなら、毎年100万を借金の支払いにして、50万円を貯金。残りの300万円で暮らします。
それでも借金を完済するには金利ゼロでも100年かかるんです。
300万円で暮らせるかどうかを議論するんじゃなく、借金が終わるまではどれだけ痛みが伴っても一生300万円でやっていくと腹を決めないといけない。
だって、分不相応な生活してきたのは自分たちの責任ですから。
自分で自分のお尻はちゃんと拭かないと。次の世代にツケを残しちゃダメ。
個人の家計も国家の財政も全く同じだと思います。
分不相応な生活はいずれ破綻します。
これから、日本は本当にしんどい時代になるでしょうね。