鳥居薬品のなめるタイプの花粉症治療薬「シダトレン」が厚生労働省の製造販売承認を受けました。正式名称は「シダトレン®スギ花粉舌下液」
なかなか画期的な医薬品ですね~。
効果効能は「スギ花粉症(減感作療法)」だそうです。まずこの薬に対するニーズが多いと思います。国民病とも言えますもんね。
この薬の何がいいかというと、対症療法ではなく、減感作による根治を目的としているところですね~。
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ところで、この減感作療法には、僕自身苦い思い出があるんです。僕は子供の頃、喘息だったんですが減感作療法を受けたことがあるんです。
皮下注射だったんですが、痛いのなんのって・・・。
もう、あの注射が辛くて辛くて・・。一人で通院してたんですが、注射の痛みの恐怖から、病院に入る決心がつかなくて、診察受付時間ギリギリまで病院の前をウロウロとしてたのを思い出します。
子供には酷な治療でした。しかも全然効果なかったし・・。
当時から減感作療法には賛否両論ありました。
今回のこのシダトレンによる、花粉症の根治はどうなんですかね~?ほんとに効くのかな?
まあ、治療が苦痛を伴わないないでやってみる価値はありそうですね。
と言う訳で、普通にシダトレンの解説じゃおもしろくないので、今日(2014年1月20日)の鳥居薬品の株価の動きをご覧下さい。

1日で21.84%の上昇。先週末17日の市場が引けたあとにプレスリリースされたので、その時点で売買指示を出して、今朝寄り付きで買っておけば、最低売買単位100株として、今日1日で35000円儲かった計算ですね。薬剤師で新薬の動向に注意してれば、こういった動きは簡単に予想できます。ちょっしたお小遣いになるので、皆さんも如何ですか?
アステラスの「スーグラ錠」が承認を受けたSGLT2阻害薬もピカ新なんですが、こちらはDPP4製剤と同じく多数の会社が製造販売に名乗りを上げているので、株価は思わしくありません。
ちょっと話がそれましたが、それでは、ここ直近の鳥居薬品の株価の動きを見てみましょう。

今日、2014年1月20日の出来高の急増と場中ストップ高は先週末のプレスリリースの影響だから自然だけど、連休明けの1月14日の寄り付き3000円から17日のプレスリリース前の3200円まで6%以上上昇してる・・・。
正直、鳥居薬品が4営業日で6%以上も上昇する要因もないので、この日に承認発表されることが事前に漏れてたんじゃないんだろうか・・。
さあ、ここから鳥居薬品の株が買って儲かるかどうか・・・という問題ですが、僕の見解では懐疑的です。(僕なら買わないという意味ですよ)
鳥居薬品は1998年にJTの子会社になったんでバックがしっかりした会社なんですが、鳥居薬品の正味現在価値(事業価値+財産価値)を発行株式数で割ったらだいたい、1株2150円くらいがフェアバリュー。
なので、感覚的には倍ほど高い値段で取引されているという感じです。
花粉症の根本的治療薬という目新しさと、潜在的ニーズの大きさを考えてもちょっとリスクが高いかな~と思う次第です。