このサイトでもアポプラスステーションをご紹介させていただいておりますが、2012年10月31日に全株式を売却してクオールの完全子会社になりました。俗にいうところの身売りですね。
ちなみに金額は32億3500万円だそうです。アポプラスステーションと言えば、この業界の老舗中の老舗でした。
僕自身も福島県で働いたことがあるのですが、その会社への転職をアレンジしてくれたのがアポプラスステーションでした。
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また、ボクが勤務していた薬局のすぐ近所には、アポプラスステーションが直接経営している「うさぎ薬局」がありました。そういう意味でこのアポプラスステーションには思い入れがありますね。
コラム「薬剤師転職ビジネスの構造」にも書きましたが、今、薬剤師の転職サイトは非常に多く、求人側が支払うコミッションも似たり寄ったりになってきており差別化が非常に難しいです。薬剤師転職サイトの未来はM&Aが進んで最終的には五指程度くらいしか生き残れないのではないかというのが、ボクの予想です。
今回のアポプラスステーションの身売りはその予想に沿ったものなのかな・・・と思います。実は買収したクオール自身もクオールメディスという自社の薬剤師紹介事業部を持っていたので、事業としての親和性は高かった訳です。実際、2012年10月31日付でクオールメディスとアポプラスステーションの薬剤師紹介・派遣部門を統合しています。
もうひとつ。クオールの狙いはアポプラスステーションが展開していた、CSO事業ですね。CSO事業の内容を簡単に言うと、「MR派遣会社」ですね。アポプラスステーションが自社でMRを育成して、各製薬メーカーからMRの要請があったに派遣する事業です。
大手調剤薬局は本業の調剤薬局事業の他にも様々な事業に取り組んでいます。医療モール建設など直接、調剤薬局事業と関係のある事業以外の例をあげると・・・。
メジャーなところでは日本調剤。ジェネリック医薬品製造販売のJG、薬剤師紹介・派遣のファルマスタッフ。
九州が本社の総合メディカルも調剤事業のほかに医療関係の不動産賃貸業、薬剤師紹介・派遣、有料老人ホーム。
三重県が本社のメディカル一光も、医薬品卸業や島根県で病院施設の不動産賃貸事業、有料老人ホーム。
書き出すときりがありませんね。
ただ、調剤薬局を運営する事業会社の今後の展開としては、薬剤師の紹介業、ジェネリック関連、医療施設の不動産賃貸業、有料老人ホーム運営に集約されてくるのかな・・と感じます。
まあ調剤薬局というビジネスモデルが成長曲線の成熟期から衰退期に差し掛かっている証拠でもあります。
話は大きく逸れましたが、薬剤師紹介業の業界再編はここから一気に進んでいくのかもしれません。